事例8

【概要】

コンサルティングファームにおける集患・増患サポートの事例です。
医療法人が運営する歯科クリニック(訪問診療)において、認知症保険を提供する生命保険会社とのコラボレー ション企画や営業活動に関しての情報です。
クリニックが地域住民に対して自院の存在をアピールする方法として、「異業種企業とのコラボレーション」が行われて います。
クリニックは異業種企業の専門知識やブランド力、経験を利用して経営上の利点を得るとともに、地域住民 に対する自院の活動の宣伝しております。

【課題把握 → 課題解決 → 主な企画と成果】

1.クリニックが自院の何をアピールポイントとするのか?
専門的な医療技術、最新の医療機器、患者さんのニーズに応じた診療方針、快適な院内 環境、アクセスの良さ、スタッフの対応の良さなど、様々な要素がアピールポイントになり得ます。

2.クリニックの個性と価値観をアピールポイントから選ぶ。
「歯と認知症」、そして糖尿病、肺炎、心筋梗塞などの疾患との密接な関連についての啓発 活動と、定期的な歯科検診の推進。

1. クリニックを効果的にPRするための企画の立案。
マンパワーや資金、アイデアやノウハウを有した企業とコラボレーションすることで、さまざまな 企画が実行できる可能性が高まります。異業種のノウハウを活用することで、医療機関に ない視点で、斬新かつ面白みのある企画ができます。

2.アプローチの対象を明確に定めること。
医療機関は、病菌になって初めて来る場所です。そのため、健康な人との接点が作りにくい という特徴があります。一方で、企業とコラボレーションすることでこれまでアプローチでき なかった層との関わり合いを持てる機会を創出することができます。

3.スタッフの負担を軽減するための企画を実施する。
日常業務における負担を企業の人材を活用して軽減することは理想的です。
スタッフの 負担を減らす企画を実施することで、継続的な企画の立案と実行が可能になります。そのためには、スタッフの参加を強制せず、企画の目的と実施の理由を明確にし、専任の企画 担当者を任命して、クリニックの将来像を共有し、役割を明確にすることが重要です。

1.クリニックの診療圏1km~1.5km以内で、「歯」と認知症をテーマに合致する異業種企業 (認知症保険を提供する保険会社)選定し、コラボレーション企画書を携えて説明し協力を求める。

2.主な企画の一例とクリニックへのメリット

①保険会社の販売員に向けて、「歯と認知症」に関する知識学習会を定期的に開催し、 対象層へのアプローチと保険契約者への特典を提供します。 「認知症専門医によれば、35歳は認知症のリスクが高まるターニングポイントと されています。この年齢で脳内に認知症の原因となる物質が蓄積しやすくなり、ある 習慣を変えないと認知症の発症リスクが急激に上昇すると多くの研究で示されて います。ある習慣とは、歯のケアです。歯周病という口内の疾患が認知症の原因 物質を生じさせる源となっているのです」
特典として「保険契約者の歯周病検査無料」とする。

➁クリニックは、特定の疾患や症状に特化した医療を提供することができ、専門的な知識 や技術を持つ医師が集まりやすいというメリットがあります。また、規模が小さいため、患者 一人ひとりに対する対応が迅速であることも利点で、成功した集患により、分院を開設し、 規模を拡大しています。

期 間:12ヵ月
訪 問 日:1日/月4回
訪問時間:1回8時間
時間単価:8,000円
※2024年11月1日から、【メディカルラボのクリニック業務トータルサポート(実務で実行支援)費用】 は、コストパフォーマンスを向上させるために、従来の価格からさらに低価格に設定しております。