事例9

【概要】

海外へ看護師紹介事業の事例です。
千葉県内の医療法人からの依頼で、厚労省が所管する病院の事務局に勤める理事長の知人を介して、 定年退職した看護師の人材活用方法について相談を受けていました。
その最中、タイ王国の人材紹介 会社から、現地の看護・介護学校で技術指導を行うための高技術を持つ日本人看護師を求める相談が 医療法人に寄せられていました。
タイ王国も高齢化が進み看護・介護の人材不足で、自国での人材の育成が急務であり、これを機に法人 は海外事業の可能性を探っていました。
私たちは、これまでにこの種の案件や事例を扱ったことがなく、理事長にも専門家に依頼することを提案しまし た。
円滑に進めるためです。
しかし、私たちを理事長の知人(厚労省が所管する病院の事務局に勤める)から の推薦もあり、強く引き受けるよう要望されたため、その案件を受けることにしました。

【課題把握 → 課題解決 → 主な企画と成果】

1.日本国内における人材紹介会社(株式会社)の設立。

2.査証の準備、申請にはまず入国の理由を示した書類の準備 (Work Permitなど) が必要です。 就労ビザとは別にタイ労働局に申請が必要です。こちらは個人での申請 はできず、受け入れ先の法人が申請する必要があります。 その後、有効な査証または 再入国許可証(Re-Entry Permit)の取得をします。査証の申請は、申請者本人、 またはグループ会社を含む申請者の所属会社の社員の方のみ可能です。

3.タイ王国の人材紹介会社との業務連携。

1. 有料職業紹介事業許可要件の認可基準をすべて満たす。
①資産(繰延資産及び営業権を除く)―負債≧500万円×事業所数
②自己名義の現金・預金の額≧150万円 +(60万円×(事業所数―1))
➂事業所において、事業に使用し得る面積がおおむね20㎡以上あること又は、 個室の設置、 パーテーション等での区分により、プライバシーを保護した対応が 可能であること。 など

2.在京タイ王国大使館との連携にてクリアする

3.日本語に堪能なタイ人コーディネーターを直接採用する。

1.タイ王国の人材紹介会社と事業提携し、タイ国内のネットワークを拡張する。

2.日本国内で求職者の登録システムを整備し、紹介ネットワークを促進及び拡大する。

3.タイ王国からの医療機関向けインバウンド健診の新規ルートを拡張する。

4.タイ王国へ中古医療機器の輸出に新たなルートを開拓する。

期 間:12ヵ月
訪 問 日:1日/月4回
訪問時間:1回8時間
時間単価:8,000円
※2024年11月1日から、【メディカルラボのクリニック業務トータルサポート(実務で実行支援)費用】 は、コストパフォーマンスを向上させるために、従来の価格からさらに低価格に設定しております。